人気ブログランキング | 話題のタグを見る

レスポールのピックガード制作。

地の果て地獄の相模原からコンバンワ~

いや~寒くなってきたぞ~


本日はレスポールのピックガードについて。

よく中古でレスポールタイプのギターを入手とすると

ピックガードが欠品している場合がありますね。

また、後付けのPG場合は、一目でずれているのがわかります。(サイズが合ってない。)

しかし、ギター本体はいい感じなので、入手時の考えでは、後で取付ようかな~ 101.png

ドレスアップパーツとしても、PUリング同様人気のアイテム


ネットで探せばいくらでもあるだろう・と安易な考えだが、

ぴったりサイズはまずない。

だいたい、ネック側PUか、ブリッジPUの位置がずれるか、

ネック側のボディ取り付け位置がずれている。

とくにこの部分がずれていて、穴を開け直す・これは絶対にしてはいけません。

となると、

選択は

1 既製品ピックガードを自分で加工する。

2 工房にカスタムメイドのピックガード制作をお願いする。(お店を間違えると・・・142.png

3 不細工だが・DIY ホームメイドで我慢。(器用な人はこれが一番。下手なリペアショップよりうまい人もいる。)


しかしどれも問題ありで、1の場合・どうしても綺麗にはいかない。元のPGがあっても難しい。

少し当たる、1mmくらいならやすりでゴリゴリと削ればよいか・・・

これも甘い!だんだんと形が崩れていきます。軽いバリ取り以外は丸やすりなんかを使ってはダメです。

2場合・プロが制作するので、ぴったり。仕上がり綺麗・・しかし、かなり高価。元のPGない場合さらに工賃UP。

3の場合は、人に見せいない方がいい148.png。今後売却するときもPG欠品状態がよろしいかと。



レスポールのピックガードは簡単にできそうだが、

なかなか奥が深く、 22F横のネジ穴と2個のピックアップ凸凹の関係が難しく、

カスタムメイドギターなども個人工房製の場合、PUリングとの隙間が大きく空いていたりと(これはホームメイド級)

大手メーカーの純正品のようにはいかないんですね。

(当然・通常のギターメーカーのPGはすべて、ピッタリと制作されています。)

ま、ギターもレスポールタイプといっても、

このあたりのPGサイズにはかなりの種類があるようで、

各社サイズが大きく異なるものから、微妙に異なるものまで、

(微妙で我慢できるサイズは本家ギブソンに純正パーツだけ。当然ギブソンギターのみの適合。)

PGだけでもこれだけ難しいのに、完璧なビンテージギブソンレスポールレプリカを作るのがいかに難しいかわかりますね。




そこで本題。来た~自慢か 143.png

クラッシュエッグでもPGの制作をしています。

このギターは元のPGが無かったので、すべて、寸法弾き直しで制作。

本体木部加工なして、ピッタリと所定の位置にハマってます。

外周のシェイプもギブソンビンテージとほぼ同じ。

たかがPG・されどPG・

長年鍛えた結果です。(過去には多くの失敗作が・・あっ~何枚のPG材をむだにしたか~141.png

大きく隙間の空いたレスポールPG・の悩みを抱えたかたも多いのでは。


一枚の板から削り出し。当然取り付けるギター専用のカスタムサイズ。


レスポールのピックガード制作。_d0361438_04203937.jpg


















ほ~らぴったり。
レスポールのピックガード制作。_d0361438_04205177.jpg












アンティーク加工もしてあり、説明しなければ・カスタムメイド品には見えず

控えめに・ギターの顔を飾ってます。

外周はビンテージと同じ・PUリングとネジ穴位置は取り付けるギター専用削り出し。

ほんとはかなり時間がかかるし難しいパーツなんです。

貴方のLP・PGの隙間はどうかな?

やっぱり・・・そうすか・・・


See yeh143.png




by clashegg | 2019-02-01 04:35 | REPAIR- Guitar/Bass