2019年 02月 01日
レスポールのピックガード制作。
いや~寒くなってきたぞ~
本日はレスポールのピックガードについて。
よく中古でレスポールタイプのギターを入手とすると
ピックガードが欠品している場合がありますね。
また、後付けのPG場合は、一目でずれているのがわかります。(サイズが合ってない。)
しかし、ギター本体はいい感じなので、入手時の考えでは、後で取付ようかな~
ドレスアップパーツとしても、PUリング同様人気のアイテム
ネットで探せばいくらでもあるだろう・と安易な考えだが、
ぴったりサイズはまずない。
だいたい、ネック側PUか、ブリッジPUの位置がずれるか、
ネック側のボディ取り付け位置がずれている。
とくにこの部分がずれていて、穴を開け直す・これは絶対にしてはいけません。
となると、
選択は
1 既製品ピックガードを自分で加工する。
2 工房にカスタムメイドのピックガード制作をお願いする。(お店を間違えると・・・)
3 不細工だが・DIY ホームメイドで我慢。(器用な人はこれが一番。下手なリペアショップよりうまい人もいる。)
しかしどれも問題ありで、1の場合・どうしても綺麗にはいかない。元のPGがあっても難しい。
少し当たる、1mmくらいならやすりでゴリゴリと削ればよいか・・・
これも甘い!だんだんと形が崩れていきます。軽いバリ取り以外は丸やすりなんかを使ってはダメです。
2場合・プロが制作するので、ぴったり。仕上がり綺麗・・しかし、かなり高価。元のPGない場合さらに工賃UP。
3の場合は、人に見せいない方がいい。今後売却するときもPG欠品状態がよろしいかと。
レスポールのピックガードは簡単にできそうだが、
なかなか奥が深く、 22F横のネジ穴と2個のピックアップ凸凹の関係が難しく、
カスタムメイドギターなども個人工房製の場合、PUリングとの隙間が大きく空いていたりと(これはホームメイド級)
大手メーカーの純正品のようにはいかないんですね。
(当然・通常のギターメーカーのPGはすべて、ピッタリと制作されています。)
ま、ギターもレスポールタイプといっても、
このあたりのPGサイズにはかなりの種類があるようで、
各社サイズが大きく異なるものから、微妙に異なるものまで、
(微妙で我慢できるサイズは本家ギブソンに純正パーツだけ。当然ギブソンギターのみの適合。)
PGだけでもこれだけ難しいのに、完璧なビンテージギブソンレスポールレプリカを作るのがいかに難しいかわかりますね。
そこで本題。来た~自慢か
クラッシュエッグでもPGの制作をしています。
このギターは元のPGが無かったので、すべて、寸法弾き直しで制作。
本体木部加工なして、ピッタリと所定の位置にハマってます。
外周のシェイプもギブソンビンテージとほぼ同じ。
たかがPG・されどPG・
長年鍛えた結果です。(過去には多くの失敗作が・・あっ~何枚のPG材をむだにしたか~)
大きく隙間の空いたレスポールPG・の悩みを抱えたかたも多いのでは。
一枚の板から削り出し。当然取り付けるギター専用のカスタムサイズ。
ほ~らぴったり。
アンティーク加工もしてあり、説明しなければ・カスタムメイド品には見えず
控えめに・ギターの顔を飾ってます。
外周はビンテージと同じ・PUリングとネジ穴位置は取り付けるギター専用削り出し。
ほんとはかなり時間がかかるし難しいパーツなんです。
貴方のLP・PGの隙間はどうかな?
やっぱり・・・そうすか・・・
See yeh