2019年 02月 24日
YAMAHA BB800 ピックガード 制作の巻。
ヤマハBB800のカスタマイズも最後の作業。
ピックアップをP-BASSタイプへと交換するのですが、
これがまた、問題でして、
このBBシリーズ、確かにP-BASSタイプのピックアップなのですが、
なぜか吊り下げタイプなので、ピックガードにネジ穴があり、
(ヤマハオリジナルP-BASSタイプ。吊り下げ・リバースマウント式)
また、通常のPタイプピックアップのPGは取り付けネジの逃げがあるのですが、
このBBのピックガードにはありません。
※BBのPU交換計画中の方は要注意ですぞ~
なので、新たにピックガードを制作通常のPタイプマウント凹形状にしました。
素材もインチサイズの厚み。3プライ。
3プライの場合エッジをテーパー形状のトリマーで45度のテーパー加工するのですが、
個人的にあまり好きではないので、今回は80度ほどの角度にしてレトロ感を強調。
これはちょっと大変ですが、トランスロッドのカバー部分も制作しました。
エイジド加工も行い、手抜きはなしの本格エイジド加工。
サンドペーパーを使うようなDIYおふざけ加工ではありませんぞ。
PU取り付け部の形状に注目。通常のP-BASSタイプに変更。
これが純正BBのPU取り付け部分逃げの凸がなく、ネジ穴あり。
(これじゃ交換できないよ~ヤマハさん。)
上記の形状なので、通常のP-BASSのPUを取り付けると
ネジ穴が残り、また、取り付けネジの凸の逃げがないので、
無理やり取り付けたり加工すりと・かなり見た目の悪い状態になってしまいます。
なので、私の知る限りでは。BBのピックアップを綺麗に交してある個体は
見たことがありません。
もし、工房に・PU交換+・ピックガード制作となると
かなり高額の工賃となるでしょう。
see yeh
クラッシュエッグレコーズ